米テキサス州のファストフード店で、来店していた2つのグループ客が乱闘になり、一方のグループに殴りかかった7人が逮捕された。きっかけは、注文の取り違いとみられている。【実際の映像】店内で撮影された生々しい乱闘の様子
事件は10月12日午前3時ごろ、同州サンアントニオにあるハンバーガーチェーン「ワッタバーガー」のブランコ&ビッターズロード店で起きた。
被害者の保護者が公開したFacebookの投稿によると、別のグループの注文の一部が、誤って被害者のテーブルに運ばれたそう。
店員はミスを認めたものの、別のグループに対し「彼ら(=被害者)があなたたちの商品を持っている」と伝えたという。
その直後、グループが被害者たちに詰め寄り「単なる誤解の域を超えて、暴行事件へと発展した」と保護者は投稿で説明した。
殴り合いの様子は1分近くにわたって記録され、店舗の床には血痕が広がるなど、物々しい現場の写真が投稿されている。
地元ニュース局KSATが報じた警察の報告書によると、7人が逮捕され、暴行の罪に問われている。
逮捕された7人は、21歳が4人、23歳、53歳、57歳がそれぞれ1人。一方、被害を受けた4人グループの年齢は、18歳から20歳だった。
ワッタバーガーの広報担当者は、KSATの取材に「当社では、お客さまと従業員の安全が最優先事項です」と声明を発表している。
SNSでは、「だいの大人が10代の若者に飛び掛かるなんて正気じゃない」「注文の取り違えがどうして乱闘に発展するのか、私には理解できません」「ちょっと待てば済む話だったのに」「従業員の対応もおかしいと思います」など、さまざまな声が上がった。
詳しい事件の動機など、警察による捜査が続いている。