介護福祉士、高温の湯で利用者死亡

大阪市の特別養護老人ホームで、高温の湯を張った浴槽に入浴介助中の男性を入れて死亡させたとして、大阪府警に傷害致死容疑で逮捕された大阪市福島区、介護福祉士の男(38)について、大阪区検は21日、業務上過失致死罪に切り替えて大阪簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。【写真】大阪簡裁
起訴状などによると、男は6月2日午前、同市東成区の老人ホームの浴室内で、半身まひがある70歳代男性を入浴介助中、あらかじめ湯の温度を確認する注意義務を怠り、浴槽に利用者を入れて全身にやけどを負わせ、23日後に敗血症で死亡させたとしている。区検は「捜査の結果、証拠を評価した」としている。

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