「ゆとりーとライン」で偽造した定期券を提示し、乗車料金を支払わずに下車しようとしたとして、46歳の男が逮捕されました。
偽造有価証券行使と詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、名古屋市守山区の会社員の男(46)です。
警察によりますと、男は8月、「ゆとりーとライン」で停留所で下車する際、偽造した定期券を乗務員に提示し、乗車料金270円を支払わずに下車しようとした疑いが持たれています。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
ゆとりーとラインの運営会社によりますと、男が持っていたのは紙に印字された定期券で、古い定期券の上から有効期限の記載と似た字体の紙を貼り付けて乗務員に提示していたということです。
男が最後に定期券を購入したのは5年前だったということで、警察は男が不正利用を繰り返していたとみて余罪を調べています。