第三者の口座情報を漏らした疑いで逮捕された大阪府警の警部補と情報を受け取った警察官OBが、過去、同じ事件の捜査に関わっていたことが分かりました。
大阪府警羽曳野署の警部補・草川亮央容疑者(56)は今年2月、捜査上必要な情報と偽って金融機関から入手した第三者の口座情報を漏らした疑いがもたれていて、警察官OBで行政書士の道沢正克容疑者(68)は情報を漏らすようそそのかした疑いがもたれています。
警察によりますと、2人は2004年10月から2年間、同じ捜査2課に所属し、共に同じ事件の捜査に携わっていたということです。
警察は草川容疑者が他にも複数回、道沢容疑者に情報をもらしていたとみて調べています。