国道4号であおり運転…被害者もその後、速度超過で車2台に衝突した疑い 男4人を逮捕 福島

今年4月、福島県二本松市の国道4号であおり運転をした疑いで、男2人が逮捕されました。あおり運転の被害者はその後、法定速度を大幅に超える速度で衝突事故を起こし、過失運転傷害の疑いで逮捕されました。

道交法違反(妨害運転)など疑いで逮捕されたのは、二本松市の会社員の男(20)と二本松市の解体工の男(19)です。

警察によりますと、2人は今年4月26日の午後9時半ごろ、二本松市の国道4号上り線で、乗用車に対し、前後で挟み込むように運転し、急な進路変更や前方での蛇行運転、車間距離を詰めるなどのあおり運転を行った疑いが持たれています。

その後、あおり運転をされた乗用車は逃げようと、Uターンをして下り線に入り、法定速度を大幅に超えるスピードで、前を走っていた車2台に衝突しました。さらにその後、乗用車を追いかけていた解体工の男(19)が運転する車も同じ2台に衝突しました。この事故で、それぞれの車に乗っていた計6人が重軽傷を負いました。

この事故をめぐり、あおり運転をされた後、速度超過で事故を起こした疑いで福島市の会社員の男(37)、事故の原因となる進路変更などを行った疑いで本宮市の会社員の男(24)が、それぞれ過失運転傷害の疑いで逮捕されました。

あおり運転を行った2台の運転手と、追突された2台の運転手の計4人は知人同士で、この4人とあおり運転をされた男の間で、事前に何らかのトラブルがあったとみられています。

警察の調べに対し、男らは容疑を認めているということです。

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