兵庫県警の警察官2人が乾燥大麻を所持した疑いで逮捕・起訴された事件で、同僚らに大麻を譲り渡したとして、県警薬物銃器対策課は23日、麻薬取締法違反の疑いで、葺合署地域2課の巡査部長の男(42)=兵庫県播磨町=を再逮捕した。【写真】営利目的で共謀、大麻を所持した疑い 20代の男女を最終送致 調べに黙秘 兵庫県警男と明石署地域1課の巡査の男(24)は、既に大麻所持の罪で起訴されている。
巡査部長の男の再逮捕容疑は、巡査の男に対し、6月26日午前10時ごろ、神戸市中央区吾妻通2に止めた乗用車内で大麻10グラムを4万円で譲渡したほか、9月30日午後0時半すぎ、自宅前の路上で液体大麻入りカートリッジ4本を3万8千円で譲り渡した疑い。
また7月14日午前9時40分ごろ、同区元町通6の路上で、バー経営の男(43)に大麻4グラムを1万8千円で譲渡した疑いも持たれている。
同課は巡査の男が大麻を所持しているとの情報を基に、今月1日に巡査の男宅を捜索して大麻を発見。供述から巡査部長の男の関与が分かり、同日中に2人を逮捕していた。